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解剖学 組織~

どうも~みらしんです(´◉◞౪◟◉)

今回は細胞の集まり、組織からお話ししていきます('ω') 

('ω'){よろよろしくしくぅ!

 

まず始めに組織とは細胞が同じ機能を持つ者同士集まったものです。

組織は上皮組織・結合組織(支持組織)・筋組織・神経組織に分類されています。

これらを今回は紹介していきます。

トップバッターは上皮組織からです。

 

上皮組織

上皮組織は内臓などの器官を覆ったりそれによって内部を守る被蓋上皮、刺激を受け取ることに命を懸ける感覚上皮、ものを吸収するのが得意な吸収上皮、いろんなものを分泌しちゃう腺上皮があります。

この上皮組織らはテキトーに器官の上にちょこんと乗ってるわけではなく、基底膜板の上に密着して並び細胞間結合装置によってくっつけられています。

そして、上皮組織は形や層、どの器官を構成するかで名前が変わります。

 

形→扁平・立方・円柱

層→単層・重層・多列(核の位置がバラバラで重層にみえるもの)・移行上皮(器官の中身によって層を作る細胞の数が変わるもの)

 

単層扁平上皮は血管やリンパ管。

単層円柱上皮は腸の中を覆う腸上皮、胃も。

口腔~食道、肛門、皮膚では重層扁平上皮。

鼻腔や気管の内側はのどに向かうわさわさした動きをする線毛を持つ多列線毛上皮。

膀胱、腎臓の中身の一部の腎盂、尿管は移行上皮。

と、こんな感じです。厳密にいえば少し違うというか途中まではこの上皮やけどこっからはこっちの上皮やねん!ていうのもあるんでそこはおいおい('ω')

機械的な刺激が多いとこは重層扁平上皮、分泌・吸収をするとこは円柱、ばい菌やごみを外に出したいとこは多列線毛上皮、膀胱みたいに何かを溜めたりしたいとこは移行上皮。こんな認識です。

 

上に書いた細胞間結合装置ですが、この装置は種類があり軽く触れておきます。

1つはタイト結合(密着滞)

これは細胞の側面で一番表層にあります。細胞を帯状に囲んでぎゅっとくっつけるやつです。図がないと理解できないかもです…

タイト結合が発達すると細胞の間を何も通れなくなります。この結合は毛細血管の内皮細胞で発達し血液脳関門でみられます。脳に余計なものが行かないようにですね(^^♪

 2つめは接着帯

接着滞はタイト結合のすぐ下にあります、タイト結合と同じで細胞周囲を帯状に取り巻きます。この隙間には20nm空いておりそこには糖たんぱく質のカドヘリンってのがあるらしいっす!この部分に面する細胞膜には裏打ちが認められ、アクチンフィラメントが細胞を接着しますん(´◉◞౪◟◉)

3つめデスモソーム!

接着帯と似たようなもので接着斑と言われてます。違いは裏打ちに使うものが中間径フィラメントで皮膚の表皮で発達してるとこです(^^)/

4つめにギャップ結合!

 隣の細胞と隙間が2nm程あり管のようなタンパク質で繋がりその中を低分子の栄養などを通して上皮細胞間の情報交換をする。

心筋細胞で発達し心臓の強力な収縮を可能にしてます。ステキ…

 

腺上皮について、

上皮細胞が分泌物を作って外に出そうとするときにその細胞は腺細胞と言われ、こいつらが集まって腺上皮になります。

この線細胞が単独か複数集まるかで単細胞腺と多細胞腺に分類することができます。(腸上皮にみられる杯細胞というのがあり、単細胞腺の例です)

多細胞腺は腺細胞が集まる分泌部と分泌されたものが通る導管に分けられます。

では、分泌の様式を見てみましょう。

開口分泌→細胞の中で作られた分泌物が細胞膜と癒合して放出。小汗腺(エクリン汗腺)

アポクリン分泌→細胞の中で分泌物が集まり風船みたいに細胞表面から盛り上がり細胞質と一緒にちぎれて分泌される。腋、耳道腺、肛門周囲腺などにある。特有のにおいがし、わきがなどの原因になる。

ホロクリン分泌→細胞の中が分泌物で充満し、細胞自体が分泌物になる。脂腺にみられる。

 

ちなみに導管を失ったものを内分泌腺というんですがこちらから分泌されるものを皆さんご存知、ホルモンといいます。

 

更新遅くなりましたが今回はここまでで、次回は結合組織から書いていきます('ω')

ではまた次回!アリーヴェデルチ(^^)/